【ニュージーランド】ワイトモ洞窟ツアー!幻想的な光の世界を体験

ニュージーランドの北島にあるワイトモ洞窟(Waitomo Glowworm Caves)へ、2023年の夏休みに小学生の息子と夫と3人で行ってきました!正直なところ、「土ボタル」という言葉すら聞いたことがなく、どのようなものなのか全く想像がつきませんでした。しかし、実際に訪れてみると、幻想的な光の世界にすっかり魅了されました。これから行かれる方のために、私たちの体験を共有したいと思います。

目次

ワイトモ洞窟とは?

ワイトモ洞窟は、ニュージーランドの北島にある有名な観光スポットのひとつです。ここには土ボタル(Glowworm)と呼ばれる、暗闇で青白い光を放つ不思議な生き物が生息しています。その光がまるで星空のように見えるのが、この洞窟の最大の魅力です。

この洞窟は自然が何万年もの年月をかけて形成した鍾乳洞であり、ニュージーランドの先住民族であるマオリの人々にも古くから知られていました。「ワイトモ」という言葉は、マオリ語で「水が流れる洞窟」を意味するそうです。

ワクワクのツアー体験

ツアーは洞窟の入り口から歩いてスタート。ひんやりとした湿った空気が心地よく、薄暗い雰囲気に探検気分が高まります。

ガイドは明るい若い女性で、英語で楽しく説明してくれました。しばらく進むと、ボート乗り場に到着。そこは光が一切届かない真っ暗な空間。足元も見えないほどの闇の中、静かにボートへ乗り込みました。ドキドキとワクワクが入り混じる瞬間です。

しんと静まり返る中、目が暗闇に慣れてきた頃、ふと見上げると——そこには無数の光が!満天の星のように広がる土ボタルの光景に、家族全員が息をのみました。

ツアー中は基本的に写真撮影は禁止ですが、ガイドが特別にOKを出してくれた場所があり、スマホでも幻想的な光をしっかり撮影できました。(あまり上手く撮れませんでしたが… 笑)。

土ボタルの正体は蚊の幼虫!?

実はこの幻想的な光を放つのは、土ボタルと呼ばれる生き物の幼虫なのです。しかも、成長するとハエのような姿になるとのこと…。少しロマンチックなイメージが崩れてしまいました(笑)。

この幼虫たちは洞窟の天井にぶら下がり、粘着性の糸を垂らし、光を放って獲物(小さな虫)をおびき寄せるそうです。その仕組みを知ると少し驚きますが、光の美しさには本当に感動しました。

服装と持ち物の注意点

ワイトモ洞窟へ行かれる際には、以下の点にご注意ください。

  • 歩きやすい靴(洞窟内は湿っていて滑りやすいため)
  • 長袖・長ズボン(夏でも洞窟内はひんやりとしています)
  • カメラ禁止(土ボタルの生態に影響を与えるため、撮影はNG。ただし、一部のポイントでは撮影OK)
  • ツアー時間の厳守(予約制のため、遅刻は厳禁です)

アクセス情報

ワイトモ洞窟は、オークランドから車で約2時間半、ロトルアからは約2時間の距離にあります。レンタカーを利用するのが便利ですが、オークランドやロトルア発のツアーバスもあります。

おすすめの時期

ワイトモ洞窟は年間を通して訪れることができますが、洞窟内の温度は一年中ほぼ一定(12~14℃)なので、どの季節でも快適に楽しめます。ただし、観光シーズン(12月~2月)は混雑することが多いため、事前予約をおすすめします。

日本語ツアーはある?

現在、ワイトモグロウワーム洞窟では公式な日本語ツアーはありません。ただし、旅行会社が手配するプライベートツアーや、日本語ガイド付きのパッケージツアーが提供されている場合もあります。英語が不安な方は、そうしたサービスを利用するとより安心して楽しめるでしょう。

訪れる価値あり!

ワイトモグロウワーム洞窟は、本当に訪れてよかったと思える場所でした!幻想的な光の世界を体験できるだけでなく、子供から大人まで楽しめるスポットです。初めて行かれる方は、土ボタルの正体に驚かれるかもしれませんが、それも含めて非常に興味深い体験になるはずです。

訪れる際は、服装や予約などの準備をしっかり整え、この神秘的な体験を思いきり楽しんでください!きっと忘れられない思い出になりますよ。

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