
「地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)」は、日本を訪れる外国人観光客にも大人気!子どもたちにとっては、野生のサルが温泉に入る姿をすぐ近くで見られるなんて、とってもワクワクする体験になります。

子連れで地獄谷野猿公苑へ行くには気をつけたいポイントもいくつか。そこで今回は、ファミリー向けの役立つ情報をご紹介します!
地獄谷野猿公苑の基本情報・MAP
- 所在地:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845
- 電話番号:0269-33-4379
- 営業時間:夏季(4〜10月)8:30〜17:30 頃、冬季(11〜3月)9:00〜16:00 頃
- 年中無休ですが、天候、季節、ニホンザルの行動などによって営業時間が変動するので、行く前に要チェック!
- 入場料:大人 800円 / 子ども 400円
- アクセス:【電車】長野駅から:長野電鉄に乗車し「湯田中駅」へ(約45分)。湯田中駅から:バス(長電バス)で「スノーモンキーパーク」バス停へ(約15分)。【車】地獄谷駐車場から地獄谷は徒歩約15分 /上林温泉無料駐車場からは徒歩約35分。(ベビーカー不可、抱っこ紐推奨)。
子連れにとっての地獄谷野猿公苑の魅力
地獄谷野猿公苑は、長野県山ノ内町にあり、標高850mの山間部に位置します。野生のニホンザルが自由に過ごし、冬には温泉に浸かる姿を見られることで有名です。
子どもと楽しめるポイント
- サルとの距離が近く、間近で観察できる!小さな子どもでも楽しめる。
- 雪と温泉に浸かるサルの組み合わせはフォトジェニック!
- 動物園とは違う、自然のままのサルの生態を学べる!
- 春にはサルの赤ちゃんが誕生♡ 4月から6月にかけて、かわいい赤ちゃんザルにたくさん会える!


サルたちの四季折々の姿を楽しもう!おすすめの時期は?
春(4月~6月)
サルの赤ちゃんが生まれる時期です。母ザルにしがみつく可愛らしい姿が見られます。気温も穏やかで歩きやすく、快適に観察を楽しめます。
夏(7月~9月)
雪はありませんが、新緑の中で元気に遊ぶサルたちの姿が見られます。山道も歩きやすいため、小さなお子様連れにも適しています。
秋(10月~11月)
紅葉が美しく、色づいた木々の中でサルの生態を観察できます。本格的な寒さが訪れる前の、ちょうど良い時期です。
冬(12月~3月)
雪景色の中で温泉に入るサルの姿が、最も美しく見られる季節です。ただし、気温が非常に低く、道が凍結して滑りやすいため、特に子連れの方にはハードルが高いかもしれません。十分な防寒対策と滑りにくい靴の準備が必要です。
ベビーカーは使える?山道の難易度
ベビーカーの使用はできません!
地獄谷野猿公苑へ向かう道は舗装されておらず、冬は雪道、その他の季節でもぬかるんだ泥道になることが多いです。また、途中には階段や急な坂があり、ベビーカーでの移動は困難です。小さなお子さんを連れて行く場合は、抱っこ紐やおんぶ紐を利用するのがおすすめです。
歩ける年齢のお子さん向けの注意点
公苑までの道は約30分の登山道になっており、途中で疲れてしまうお子さんも多くいます。こまめに休憩しながら進めるように、おやつや水分補給の準備をしておくと安心です。適度に休みながら、無理のないペースで歩きましょう。


訪れる際の注意点
冬季は防寒対策を万全に:気温が氷点下になるため、厚手のコート・手袋・帽子を忘れずに。
食べ物は持ち込まない:サルが食べ物を狙うため、公苑内での飲食は禁止。
トイレは事前に済ませる:公苑にはトイレがなく、駐車場付近で済ませるのがベスト。
歩きやすい靴で行こう:スニーカーやトレッキングシューズがおすすめ。
サルには触らない:近くで観察できるが、決して手を出さないように!


水着で楽しめる温泉!「地獄谷温泉 後楽館」
地獄谷野猿公苑のすぐ近くには、「地獄谷温泉 後楽館」 があります。
水着で入れる混浴露天風呂
後楽館の名物は、自然に囲まれた混浴の露天風呂。源泉温度が高いため、浴槽に入れる前に適温に調整するために加水が行われています。水着着用OKなので、子どもも安心して一緒に温泉体験を楽しめます。山の静けさに包まれながら、開放感たっぷりの湯船に浸かる時間はまさに至福。運が良ければ、野生のサルが近くまで来ることも!?
野猿公苑から徒歩約10分!アクセス抜群
野猿公苑からわずか徒歩10分の距離にあり、冬の雪道でも気軽に行けるのが嬉しいポイント。お猿さんを見た後、そのまま温泉に直行できるので、冷えた体をすぐに温められます。
料金: 大人 500円 / 子ども 300円
営業時間:10:00~16:00(※季節によって変動あり)
自然の中で家族みんなで楽しめる温泉は、地獄谷ならではの特別な体験。野猿公苑を訪れたら、ぜひ後楽館の温泉にも立ち寄ってみてください!
周辺には源泉かけ流しの温泉がたくさん!
地獄谷野猿公苑の周辺、特に山ノ内エリアには、昔ながらの雰囲気を残す温泉街がいくつか点在しています。上林温泉、湯田中温泉、渋温泉には多くの旅館や日帰り温泉施設があり、温泉の質が高いことで知られています。
まとめ
長野県の地獄谷野猿公苑は、子どもと一緒に楽しめるユニークな観光スポットです。特に冬の温泉に浸かるサルの姿や、春の赤ちゃんザルの姿は一見の価値あり!
ただし、徒歩でのアクセスが必要なため、ベビーカーは使えません。小さな子どもを連れて行く場合は抱っこ紐を用意し、歩ける年齢の子どもには休憩を挟みながら進むのがおすすめです。
また、近くの「後楽館」では、家族で水着で入れる露天風呂や近隣の温泉を楽しめるので、観光の最後に立ち寄るとリラックスできます。ぜひ、家族で特別な思い出を作る旅を楽しんでください!