霊仙寺湖で氷上「ワカサギ穴釣り」（長野県上水内郡飯綱町）

基本情報・MAP

霊仙寺湖は、水深が最深部でも6mと浅いので、初心者でも楽しめる「ワカサギ釣り」のスポットとして知られています。

初心者は手ぶらでもOK！

道具などは全て現地で購入、レンタルできるので、手ぶらOKです。

服装は、スキー場に行くような暖かい スノーウェア・スノーブーツ を着用し、氷点下の氷上で数時間耐えられる防寒対策が必要になります。足元が冷えるので、くつ下の重ねばきや、くつ下用の貼るカイロもオススメです。

すべてレンタルすると料金が高くなるので、釣れたワカサギを入れるバケツ・BOX・ビニール袋 、イス、テント、氷をすくうおたま、えさを切るハサミなどがあればコストを抑えることができます。他にも手が汚れるので、ウェットティッシュや、荷物を運ぶ用のそりがあるといいですね。

受付の小屋でカップ麺・やきそば・フランクフルト、温かいおでん（土日限定）、ドリンクなどを購入できますが、早朝から行く場合や、長時間楽しみたい方はお弁当や温かい飲み物なども持って行きましょう。簡易コンロがあれば、釣りたてのワカサギを調理して氷の上で食べられます。

料金は？

入場料	大人：800円 / 中学生以下：400円
穴あけ	1回 1か所：300円
道具（販売）	さお：2,500円、仕掛け：600円、えさ：200円、3点セット：3,000円 ワカサギはずしBOK：1,800円
レンタル	テント（2人用）：2,200円、（4人用）：3,000円、（6人用）：5,000円 いす・ハサミ・おたま・そり etc ：各100円

体験レポート

先日、2月7日（月）は、息子が通う小学校が代休でタイミングよく平日に行くことができました。

朝の7時半に到着。気温はマイナス6度。

駐車場から湖の方へ歩いて行くと、すぐに湖面に並んだカラフルなテントが見えてきました。目の前には、雪化粧した飯綱山が雲に覆われることなく一望でき、とても素晴らしい景色でした。

まずは、受付で入場料を支払い、必要なものはすべてレンタルしました。

実際にかかったコストは、親子3人で 9,000円。

【内訳】入場料 ：1,600円（大人2名分）・400円（子ども1名分）、さお・仕掛け・えさの 3点セット × 2名分：6,000円、 穴あけ代 2箇所：600円、いす × 2：200円、おたま × 1：100円、ハサミ × 1：100円

絶景を眺めながら釣りをしたくて、風除けのテントはレンタルしませんでした。さおは買取なので、使用後に持ち帰れます。

前日の日曜日は、受付開始前から小屋前に100人以上の行列ができ、たくさんの人が訪れたそうです。

お手洗いは、受付の左手にあって清潔に保たれていました。釣りをする場所によっては、距離があるので先に済ませておく方がいいと思います。

受付でレンタルした道具などを持って、湖の中央部にある『穴あけ』と書かれた看板まで行くと、穴あけ係の方が専用のアイスドリルで氷に穴をあけてくれます。『場所はどの辺りがいい？』と聞かれましたが、わからないのでお任せしました。

釣りの経験もあまりなく、何から手をつけたら良いかわからない私たちに、穴あけ係の方が、えさの付け方や釣り方まで丁寧に教えてくれました。

えさはサシと呼ばれる赤虫、生きた幼虫です。小さな袋から氷に出すと動いていていて気持ち悪く内心『ギャー！』となるのを、必死で堪えて挑みました。もちろん素手です（泣）。

針先にサシつけたあと、糸を切らないようにハサミでサシを切ると体液が出てきます。このエキスの匂いにワカサギが寄ってくるそうです。

とても細かい手作業ですが、手がかじかむなんて言ってられません。

教えてもらいながら、釣りを開始してまもなく、息子の針に2匹のワカサギがかかりました！

今年のワカサギは通年より小さめらしく10センチ弱で、もっと大きな魚をイメージしていた息子は『え〜！こんな小さいの〜！』と言っていましたが、次々に釣れて大よろこび！

釣果は、親子3人で、28匹！

厳しい寒さの中、トータルの滞在時間は3時間、実際に釣りをしたのは2時間15分ほどでした。

多く釣れる人だったら、150〜200匹、今シーズンは最高900匹以上も釣れた人もいたそうですが、家族でレジャーで体験する程度なら大満足の釣果です。

夫は、えさをつけたり、釣れたワカサギを針から外したり、付きっ切りだったので、親子3人で、穴2つ、さおのセットも2つで十分一緒に楽しむことができました。

近くに「むれ温泉・天狗の館」があり、ワカサギ釣りの入場券の裏面が入浴料100円割引の券になっています。帰りに温泉に浸かって冷えた身体を温めて帰ろうと思っていたのに残念ながら休館日でした。またの機会に訪れたいと思います。

てるまのVlog 動画